- 訪問看護を利用できるのはどんな人ですか?
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訪問看護のサービスは、病気や障害のある方が利用できます。
医師が訪問看護を必要と認めた方で、新生児から上限年齢なく利用可能です。
健康や日常生活に不安のある方はどなたでも受けられます。
- 訪問看護を利用するには介護保険の要介護認定を受けなければいけませんか?
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医療保険でも、訪問看護サービスは利用できます。
しかし、他の在宅サービス(例 ベッドや車いす等のレンタル福祉用具の購入、ヘルパー利用等)を必要とする場合は認定を受けてください。訪問看護は医療保険、介護保険のどちらでサービスを受ける場合もかかりつけ医の指示書が必要となります。ご利用を希望されているご本人様が、介護認定を受けられる状態の場合は、介護認定をお受けになるお手伝いをさせていただきます。介護認定を受けられれば介護保険を利用した在宅看護・在宅リハビリをご利用いただけます。
介護認定を受けられない場合は、国民健康保険・老人保健・社会保険(各種健康保険)・労災保険等でもご利用いただけます。ただし、介護認定を受けている場合でも医療保険が優先される場合がございます。
- 介護認定は受けたのですが、要支援2になっています。在宅看護・在宅リハビリは利用できますか?
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当事業所では、県より介護予防訪問看護の指定も受けておりますので、要支援1~要介護5の全ての方がサービスを利用できます。
- 料金はいくらくらいかかりますか?
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健康保険、介護保険がご利用できます。保険により費用が異なります。
介護保険を利用した場合は、基本的に在宅看護・在宅リハビリともに1割負担で30分未満で425円、30分以上1時間未満で830円です。当事業所の在宅看護・在宅リハビリは、介護保険・医療保険両方で利用可能なのですが、医療保険の料金につきましてはご利用料金は各種保険の割合負担に応じてご負担いただきますが、公費で負担される場合等もございますので詳細については、当事業所にご相談ください。
また、介護保険・医療保険ともにご利用料金を別ページに掲載しておりますので、参考にして頂ければと思います。
- 利用料金は、来ていただいた時にその都度支払わなければいけないのですか?
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毎月1日~末日までにご利用していただいた分を、翌月10日前後にご請求させていただきますので、ご請求書がお手元に届いてからお支払いしていただければと思います。また、郵便引き落としも行っております。
- 訪問看護、在宅リハビリにはどのような人が来てくれるのですか?
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経験を積んだ看護師、理学療法士、作業療法士がお伺いします。
- どのくらいの訪問時間ですか?
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30分~90分、1時間前後が平均的です。
- 交通費などはかかるのでしょうか?
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交通費はいただいておりません。
- 訪問看護ステーションへの申し込みはどうすればよいですか?
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(1)かかりつけの医師に相談
(2)訪問看護ステーションに相談
(3)居宅介護支援事業所のケアマネージャーに相談
のいずれでも結構です。
- 病院を退院するにあたって今後訪問看護の利用を考えているのですが、どうすればよいですか?
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主治医やケアマネージャーに相談し、退院の見通しがつけば早めに訪問看護ステーションに連絡を取ってください。
退院前に打ち合わせをします。
訪問看護体制については、訪問看護ステーションにお問い合わせ下さい。
他の在宅サービス利用の必要があれば、あらかじめ介護保険の要介護認定を受けてください。
- 患者のささいな状態の変化や対応について、家族だけでできるか不安です。
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患者さんの状態についての対応方法は、訪問時にご説明致します。
どんなささいなことでも相談してください。
- リハビリって、どんなことができるの?
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利用者様の体の苦痛や不自由を少しでも取り除き、日常生活がより円滑に行えるようにします。
対象となる病気には、脳卒中(脳梗塞、脳出血など)、パーキンソン病、骨折(大腿骨頚部骨折、脊髄圧迫骨折など)、変形性膝関節症、慢性呼吸疾患などあらゆるものがあります。
つまり、様々な病気や怪我によって日常生活に支障をきたしている方すべてが対象となります。
- 訪問リハビリ・通所リハビリ(デイケア)を利用している場合は、医療機関でのリハビリを併用できないと聞いたのですが、リハビリ倶楽部のリハビリは訪問リハビリに該当するのですか?
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リハビリ倶楽部の在宅リハビリは、訪問リハビリには該当しませんので、医療機関でのリハビリも通常通りご利用いただけます。
- 訪問看護師のリハビリと理学療法士や作業療法士のリハビリはどこが違うのですか?
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訪問看護師は、血圧や脈等の体調管理を十分に行った上で理学療法士や作業療法士が作成したメニューに沿ってリハビリを行います。
理学療法士や作業療法士は、身体機能や動作能力を評価した上で、リハビリメニューを作成し実行します。
- 病院のリハビリとどう違うの?
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リハビリ内容は基本的には同じですが、機能回復中心から日常生活動作改善に重点が置かれます。
また、在宅リハビリは、住み慣れた場所で十分なサービス時間が確保できるという利点があります。
その結果として、専門職が利用者様の希望や問題点を十分に把握でき、満足いただけるサービスを提供できます。
- 2カ所から訪問看護に来てもらうことはできますか?
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できます。病院と訪問看護ステーション、または2カ所の訪問看護ステーションを利用することができます。
- 今まで利用していた訪問介護は、続いて利用できますか?
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訪問介護は引き続きご利用できますので、担当のケアマネージャーやヘルパーとの連携を取り、患者さんやご家族にとって最も適した介護が受けられるように調整します。
- 訪問看護と訪問介護の違いを教えてください
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訪問看護とは、医学的知識(国が定めるところの看護師)を持った訪問看護師が、ご家庭での患者さんに対して医学的処置(お薬の管理・注射・バイタルチェック ・・・など)を含めた生活援助・生活支援を行います。
訪問介護とは、清拭等の身体介護・入浴介助・移動の補助・掃除・洗濯・買い物・調理等の生活介護といった必要に応じた部分的生活支援を行います。
ホームヘルパーがご自宅を訪問して、自立した日常生活を送れるように支援するサービスです。
介護保険利用の場合は、介護支援専門員が作成するケアプランに基づいて、食事介助・排泄介助・入浴介助・衣類の着脱介助・身体の清拭・通院等の介助などの「身体介護」と、掃除・洗濯・買い物などの「生活援助」に区分されます。
- 日中仕事をしています。訪問してくれる時に、家にいないといけませんか?
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ご家族が不在の場合でも訪問します。その場合は連絡ノートを作るなどして、患者さんの状態をご家族に伝えられるようにします。
訪問看護では、ご家族と同居されている方はご家族の介護負担を減らし、介護の効率化を上げるお手伝いをします。また、実践の中でご家族の方への介護指導もおこなっております。
また、訪問する時間に合わせて、ご家族に休憩を取ってもらったり、外出してもらっても結構です。
- 訪問看護では家族の同居が必要でしょうか?
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ご家族の方との同居は訪問看護自体には関係ありません。お一人で暮らされている方も多数おられます。
- 体にドレーンやチューブ、尿の管が入っていますが、それらの管理もしてもらえるのでしょうか?
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看護師が毎回訪問時にそれらの観察を行い、必要な処置を行います。
処理・処置をご家族でしてもらわなければならない場合は、その方法について看護師から丁寧に説明させていただきます。
- 体に床ずれやキズがありますが、手当はしてもらえますか?
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看護師が毎回訪問時に観察し、消毒や定期的な処置を行います。
- 処置に使用するガーゼや器材は自宅で用意する必要はありますか?
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床ずれ、その他の創部に使用するガーゼ、尿の管、洗浄用の液などは、主治医の先生に用意していただきます。
不足分のガーゼをご家庭で用意していただくこともあります。
- 自宅で点滴できますか?
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主治医の指示で行うことができます。
- お風呂に入ったりするのが困難な場合は手伝ってもらえますか?また、お風呂に入れない場合はどうしたらいいのでしょう?
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さまざまな理由で入浴が難しくても、入浴できる環境や方法を考えて、看護師が入浴のお手伝いをします。
入浴ができない場合は、体をきれいに拭いたり、手足を洗ったりします。ベッドの上で寝たままでも頭を洗います。
- 便が出にくく、家でうまく調節ができるか心配です。
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患者さんの状態に応じ、医師から緩下剤のお薬が処方されると考えられます。
看護師が訪問時にその効果を見て、必要であれば浣腸など排便の処置をします。
- 訪問看護・在宅リハビリを利用したいのですが、相談するのに「リハビリ倶楽部」の事務所まで行かないといけませんか?
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特に相談場所のご希望がなければ、ご自宅にお伺いさせていただきます。
また、ご本人様やご家族様・医療機関様の了解が得られれば、病院等にもご相談にお伺い致します。
「リハビリ倶楽部」の事務所でのご相談をご希望される場合は、ご来所いただいてのご相談も可能です。
- 相談料は必要ですか?
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ご相談は無料です。また、時間制限もございません。
ご納得のいくまで何度でもご相談ください。ご相談の際に、ご要望等もお聞かせいただければ幸いです。
在宅看護・在宅リハビリをご利用いただく際に、契約書を交わさせていただきますので、実際に在宅看護・在宅リハビリが開始するまでは、料金は発生致しません。
- 訪問看護・在宅リハビリのサービスを終了するにはどうすればよいですか?
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ご利用者とご家族のご希望があれば、いつでもサービスを中止にしていただくことが可能です。
ケアマネージャー、訪問スタッフ、事務所スタッフのいずれかにお申し出ください。